園の生活

緑豊かな草木や四季折々の美しい花々に囲まれ、季節の変化を肌で感じながら過ごせる園庭。その中で子どもたちは日々のびのびとあそんでいます。木の根っこやでこぼこのある地面を走り回ることでバランス感覚や足腰が自然と鍛えられ、草花を使ったあそびで五感が育ちます。

保育室は、子どもたちにとって気持ちの良い環境であることを大切にしています。

木が使われた壁や棚、コルクの床の保育室があたたかく子どもたちを包みます。

先生たちの手作りの人形や自然素材のおもちゃに囲まれ、子どもたちは安心してあそぶことができます。 

開園以来ずっと続いているパン作り。１５年ほど前からは、自分たちで育てた酵母を使った天然酵母パンを焼いています。食べ物を自分の手でつくり出す喜び、みんなで食べる喜びを味わいます。

たくさんの先生たちが、一人ひとりの姿を受け止め、じっくりと向き合いながら、園全体で見守り育てています。いろいろな世代の先生たちと触れ合うことで、人間性豊かなかかわりができます。

誕生日は、その子が生まれて来てくれた大切な日。生まれた日を思い、これまでの成長を喜び合いながら、一人ずつクラスみんなでお祝いします。できる限り誕生日当日にお祝いしています。

港南台幼稚園の保育は「子どもにとってどうなのか」「子どもにとって良いことは」という話し合いからスタートします。その時その時の子どもの姿に合わせ、これからどう成長していくか・成長してほしいかを考えながら日々取り組んでいます。行事も、子どもの姿から一つ一つ考えていくため、決まり切ったものではなく、毎年子どもたちの姿から考え、行っています。

家庭と園は車の両輪のような関係です。幼児期の子どもの豊かな成長には家庭と園とが協力し合い、同じ思いで進んでいくことが大切です。大人にとってはちょっぴり不便なこともあるかもしれませんが、「子どもにとって」を合い言葉にお子様の幼稚園生活をともに支えていただきたいと思っています。

入園前の乳幼児期から就学まで、親子ともに安心できる居心地の良い場であるように、様々な取組を行っています。おひさまくらぶでは同年代の仲間と知り合ったり、ほっとできる場を、入園後は面談や預かり保育、保護者のサークル活動など、子どもだけでなく保護者の方も生き生きと活動できるよう応援しています。